多巻高抵抗コイルガン製作
おはこんばんにちは、ガバ工作erのチェリフラです。
5か月ぶりのブログ更新です。
最近は大学の指定校推薦(校内選考)が決まったのでこのまま順調にいけば工作する時間が増える(はず)のでコイルガンを進めていくつもりです。
まぁどうでもいいのでコイルガンについて書いていきます
タイトルに多巻高抵抗と入ってますが別に意図して作ったわけではないです、0.5,6mmUEWで作るつもりが金がなかったので各家庭に常備してある0.3mmで巻いたわけです。
最初は「そこまで抵抗値上がらんだろぉ~」とかいって巻いてみたら、あらびっくり38Ω、300vかけても10Aも流れない超安全設計
もういっそこれで作っちゃうかーってなって今に至ります
手前にフォトトランジスタと赤外線LEDで適当に組んだセンサーがあり遮断時にIGBTon、コイルに電流が流れるという素人設計です。
いつもの回生ダイオードがコイルと並列、弾に合わせて完全に電流にストップはかけられないけどお試しでこれでいっかなって感じです。
それで色々計測してみたのでなんか参考になればと思います。
以下計測結果
コイルに番号をつけ奥にある弾速計側のコイルから1、2、3としています
弾は5.86g
巻線抵抗と容量にばらつき有
写真が三枚もあるので見にくくて申し訳ないです。
3枚目一番右は電圧計が3つもなかったので速度のみ
ここからの文訂正しました、計算ミスです
まず一枚目から
コイル単体でコンデンサの容量を変えたとき、容量が大きいほうが若干速いですが結局高抵抗で電流が制限されるのであまり大差がないです。そう考えると普通のコイルガンのように容量を増やして威力を上げるのには向かない
左の運動エネルギーが0.343J、効率1.45% 右が0.427J、1.533%となりました
ただ逆に制限される分、溜めたエネルギーを一度に使い切ることがないので容量を増やせばノンチャージでも多く撃てるメリットはいいかもしれない
あと素子が壊れない(なんか秋月IGBT2回壊した)
そしてコンデンサを別々と共通にしたときが2、3枚目
コイル1側ほど通電時間が短いのでエネルギーが余ります。しかしコイル3は1枚目とほぼ同じ結果になり3、4回で撃てなくなるので、コンデンサを別々にしてかつ連射したい場合コイル3用のコンデンサの容量を増やすか常に充電しておかなくてはなりません(面倒)
それと投入エネルギーに制限がかかるならコンデンサを共通にしても問題ないしむしろそっちのほうがいいと思ったので一緒にしたときと分けたときで計測してみました(2、3枚目は比較としてよくない)
C共通化したときの1-3の効率は2.33⇒2%と少し落ち、コイルの距離が近い2-3のほうは2.1⇒2.32%とほんの少しだけあがりました
ちなみに1-2-3でコンデンサ共通にしたときの効率は2.862%で一番速い結果になったのでコイルを増やして威力を上げられそうな感じはあります(多分)
結果だけで判断すると多巻高抵抗コイルガンはコンデンサ共通化で多段が一番です
短いですが以上です、
なにか間違っているところやアドバイスがあればコメかtwitterでリプかDMでお願いします
最後に
改めて感じたこと
(((ちゃんと計算して設計しようね!)))
それだけです、計算ミスも減らしたい
今回作ったものが良いかわかりませんがとりあえずちゃんと設計しないとこうなるわけです。
ただ、高抵抗でもそれなりに撃ててメリットもあると分かったので良しとします。
コイルガンの本体も絶賛設計中で後々youtubeに工作動画を出していくつもりです(多分こっちのほうがマシなクオリティになるはず)
後小説のレビューも気まぐれにやろうとか言ってましたがネタバレせず丸々一冊解説みたいな高度テクはできないので一言感想的なもので複数の本を紹介てな感じで気が向いたら書いていきたいです
ではまた。